ミツバチのささやき @ユーロスペース

ああ。今週はみすぎだよ。過剰だよ。

しかし、今しかないのだという免罪符を振りかざして今日も渋谷まで。

夜のユーロスペースに、特に道玄坂方面から抜けて行くのはやや勇気がいる。


そして、初のヴィクトル・エリセ。

なんか、こう、ロマンティック過剰なタイトルから、若干違う想像してた。

想像とちがって、とてもよかった。

人に説明できるあらすじはあるにはあるんだけど、あらすじを読んでもあまり意味がない映画。映画はたぶんその方が好ましい。

主人公の姉妹のかわいさだけは想像通りだったけれども。


さて、この映画で最も詩的なセリフは、映画のフィルムが入った大きな丸い缶がトラックから降ろされるのを見て子供が言う

映画の缶づめ!

というものではないかと思われます。気に入った。