採点しごと その2

今回は片方については比較的評定を決めやすい判断基準を先生に設定してもらったので、ちょっと気が楽。

今度も課題の性質上、自分語りには違いないんだけど、より学生ひとりひとりの実際の経験が垣間見えてときどき面白い。

しかし、就活を経た身だから言いますけど、就活しようと思う学生の皆さん、「具体性」のない話はたいていの(まともな)会社には書類で落とされますよ。と。

「○○や△△という問題がおこったが、そのたびに話し合いや工夫を重ねて解決し……」というような上っ面な記述がとても目についた。

会社が(そして今の私も)知りたいのは「うまくいきました」というただの報告ではなくて、その「話し合い」と「工夫」の中で、何が議題・課題で、自分がどんな発言をして、どんなアイディアを出して、その結果何がどうなって「解決」に至ったのか、ではないかと思うのですけれど。
少なくとも、この課題ではそれを書いてくれないと私はAとかBをつけることができない。

しかし、1年生でも上記のように書けてる人は書けてるし、2年・3年でも上っ面な人は上っ面であるのが面白いと言えば面白いし、うちの大学は何を教えているのか問題といえば問題。