スターバックスで

隣のテーブルで一心不乱に勉強していた、たぶん同じ大学の学生さんの携帯電話に、その小さな機械の体積の3分の2はあろうかというバイキンマンのぬいぐるみがぶら下がっていて、しばしじーーっとみてしまった。

たぶん友達になれます。これで30年前のアル・パチーノに似てたら恋におちるところだった。冗談。


ところで、バイキンマンを「黴菌マン」と変換してよこすのだけはやめてほしい。マイクロソフトよ。

アンパンマンという作品は、幼児期に親しむべきであろう勧善懲悪に基づく物語の構造を忠実に守りつつ、幼児自らが暴力の(不均衡な)応酬を招くその構造の不自然さに気づく可能性を大いに残すところが魅力だと勝手に思っている。